こんばんは。
オオカミです。
今日も思ったことを書いていきます。
お題はIQが下がる瞬間を見つければ勝てるのではないかという話
ここでのIQが下がるというのは、理解できない非効率的な行動をとることを示します。
投資において人間はよく間違えます。
大損する行動を自ら取り、負けていきます。
特にレバレッジをかけた取引では往々にしてあることです。
大損をする人がSNSでは注目を集めます。
勝っているときは意気揚々とXを更新
なかなか更新しないと思ったら、大きな含み損を抱えポエムを書き出す。
身に覚えがある人も多いと思います。
また、暗号資産の世界でもよく起こる話です。
株と比べ制限がない世界。
半減期を迎えると最高値を更新することなく大暴落
いわゆる新人研修と呼ばれる値動きです。
最近、値動きを見ていて気付いたことがあります。
値動きは人が作ります。
そして、ニュースや材料など注目を集めると一気に値が激しく動きます。
この時最高値更新→ストップ安という値動きが頻発します。
どんな銘柄、仮想通貨、為替でも同じような動きをします。
この値動きを作る原因はなぜか考えました。
私が思うに、急激な値動きが人々のIQを下げ、非効率的な取引をするため発生すると思います。
・急激な値動きが人々のIQを下げる
トレードをしたことない人にはわかりにくいと思います。
急激に値段が上がるとなぜがずっと上がると思い込み、最高値で買ってしまいます。
ストップ安を付けると、ずっと下がり続けると思い最安値で売ってしまいます。
これはいわゆる感情が邪魔する取引だと指摘されています。
私はこの感情こそがIQが下がっている状態だと思います。
FXでも不思議なことが起こります。
FXでポジションを持つと画面に点線が表示され、直感で負けているか勝っているかすぐにわかります。
ポジションを持つ前と後で、チャートが違って見えます。
自分の取得した単価にすごい意識を持っていかれます。
さらに大きなロットの場合は数万単位が一瞬で動くので、なんとも言えない感情を抱きます。
この瞬間こそIQが下がる瞬間だと思います。
他人が取引をして大損をしても、何にも思いませんしチャートの見方も変わりません。
しかし、自分の損得が絡むとチャートにバイアスがかかり別のチャートになってしまいます。
・なんでもない動きに対してめちゃくちゃなロットで入り強制ロスカット
・大きく上げた後に少し下がり、チャンスと思って買ってみたら1週間で半分になった
傍から見たらとても非効率です。
株のチャートをたくさん見れば回避可能な損失を引き受けてしまいます。
株では話題になると株価が急騰します。最近では、さくらインターネットやNVIDIAが良い例です。
正直、異常値だと思います。
過去に同じように急騰した株の現在地を調べてみましょう。
クラウドファンデイングで有名なマクアケを見てみましょう。
最高値:13,010円(2020年11月)
現在株価:748円(2024年3月)
最高値と比べると17分の1です。
1,000万円が58万円になる計算です。
恐ろしいですね。
最高値を更新した株も一年後に最高値を更新するとは限りません。
どちらかというと落ち着いて適正な株価に戻ることが多いです。
もし同じことが起きると考えたら、信用取引で話題の株を買うことができますか?
異常な値動きが人々のIQを下げ、大打撃を食らう良い例だと思います。
IQが下がる瞬間を生活に例えると
男性ならきれいな女性に弱く、ガードが緩くなります。
ハニートラップも存在します。
女性ならブランド物のカバンや整形、化粧品などに目がないです。
色恋営業のホストもよい例です。
あと借金も心理的な圧迫を生じてIQが下がるという話もあります。
人にはIQが下がってしまう対象があります。
それは多くの場合、トラブルを生む原因となります。
心理的な面から考えると
・もっと儲けたいという欲
・簡単に楽したいという欲
など自分を優先にした強欲もIQが下がってしまう原因です。
投資で大損する原因の9割はIQの低下によります。
原因は自分にあります。
中には避けようのない損失もありますが、1割程度だと思います。
絶対に投資しなければいけないなんて話はありません。
自分で考え、自分でボタンを押して投資を行います。
その時にIQを正常に保ち、ボタンを押していれば大損を食らうことも少なくなります。
投資の世界では屍にあふれています。
負けないということは生存者利益につながります。
何にもしなかった人が一番利益を上げるという話もよく話題になります。
IQが下がる瞬間を見つければ勝てるのではないかという話でした。
ありがとうございました。