オオカミのブログ

雑記ブログ

SNSにおける投資成績の開示に関して

こんにちは!

オオカミです。

今日も思ったことを書いていく。

 

SNSで投資成績を公開している人がいる。

Xを見ているとほとんどの人が儲かっているように見える。

利益を出したという投稿はみんなする。

一方で損失を出した投稿をするには心理的なハードルもある。

一部の人は逆神として有名な人もいる笑

 

よくある事例としては

①今までずっと相場で勝ってきた(上がる相場で適当に買ってもあがった)

②下落局面でナンピンして助かった(損失を広げるリスクは大胆にとり、利益は限定的)

③ノーポジになって投資家気分でどやる(ノーポジでは落ち着かなくて、すぐに何か買う)

④損失に耐えられずに逃亡(含み損はしっかり育てる)

⑤助かれば再びドヤル(ポジションが気になってしょうがない)

⑥①から⑤を繰り返し致命傷を食らい退場

 

投資で調子に乗ると、負ける想像ができなくなりバイアスが発動。

自分に都合の良い情報しか目に入らず爆死

これは投資ではよくある話である。

 

Xで見かける投稿は投資の世界をよく表している。

 

負けていると投稿する

これはプライドの高い人にとっては苦痛だろう

大企業でも不祥事発覚から対応までの初動が遅れ、大騒ぎになることがある。

仕事でミスをしてしまった時も言いづらいだろう。

サラリーマンなら上司の機嫌を損ね、怒られる程度で済む。いきなり減給にはならない。

一方投資は一度の致命傷で退場となりえる。

ロスカットを入れないで寝る

損切りラインを想定せずに投資をする

・資金がある限りナンピンを行う

退場するのは簡単だ、何も考えずに投資を行えばいつでも退場できる。

 

問題は退場すると再起不能となることだ。

投資において資金量は絶対必要な要素となる。

資金量や心理的安心で勝敗が分かれるといっても過言ではない。

・資金量が少ないとリスクを取らなければ大きな利益は上げられない。

・資金量が多いとリスクをなるべく小さくして大きな利益を上げることができる

資金が少ない人はもともと不利である。

不利な立場から成りあがるのはかなり負荷がかかる。

負荷がかかるからやりがいがあるともいえる。

リスクと損失は相関関係にあるので、損失は避けられない。

しかし、資金の大半を失うようなトレードを行うとますます不利な世界になる。

 

個人投資家は資金面において不利な立場でスタートする。

大きく儲けるには相応のリスクと覚悟が必要。

一発逆転を狙うと退場となり、投資に参加できない状態に陥る可能性がある。

では、弱小個人投資家はどうしたらよいのか?

・退場しないこと

・最大損失額を事前に計算し、引き受けること

まずは上記2点だと思う。

 

これでは利益がでないじゃないか!

そう思う人も多いだろう。

ほとんどの人が勝手に大損して、勝手に退場するので生き残ることが優位性となり、勝ちとなる。