こんにちは!
オオカミです。
今日は含み損について書いていきたいと思います。
最近、日経も爆上げ↑ ドル円も円安方向へ爆上げ↑となっています。
急激に相場が動くと必ず含み損に耐える人が出てきます。
Xで散見されるのが
日経CFDをショートして含み損@@@万円
ドル円ショートして含み損@@@万円
本当によく見ます。
FXで負けているのであんまり偉そうなことは言えませんが、、
・なぜ含み損を耐える人が多いのか?考えていきたいと思います。
株でもFXでも教科書の最初の方に必ずロスカットを設定することと書いてあります。
ロスカットはすごい簡単です。
逆指値を設定するだけです。
もしくは今すぐポジションを決済すれば終わりです。
決済するのにパスワードなんて必要なかったりします笑
しかし、人は含み損を耐えてしまいます。
・マイナスの表示を見ても切れない
・今決済すると-100万円だが、明日にはプラスになるかもしれない
・自暴自棄になって切ることができない
おそらくいろいろな心情が邪魔をして切れないんだと思います。
・含み損を耐える弊害について
正直含み損を耐えるメリットは全くありません。
想定内の含み損は問題ないですが、ロスカットを入れずに含み損になっていて耐えるだけではメリット皆無です。
考えられる弊害としては
〇資金拘束により機会損失となる。トレードするのに証拠金が必要ですから含み損のために資金が拘束されてしまいます。損するためにお金を眠らせることになります。
損失が無限に拡大している可能性がある。
〇含み損に耐えていればいつか戻るかもしれません。それと同時にどんどん逆方向に値が進み強制決済される水準まで損が拡大するかもしれません。
損を無限に受け入れることになります。これは本当に恐ろしいです。
〇精神的につらい
損失は利益と比べ脳に3倍のダメージがあります。
100万円の含み損は300万円のダメージがあります。これを耐え続けるのは胃が痛くなります。そのうち感覚がマヒして、自暴自棄になる可能性があります。
・トレードをしているとよく実感すること
それは値動きがNの形になることです。
例えば株で①上昇→②調整による下落→③再度上昇→④最高値更新
この値動きはよくあります。
①上昇
一度レンジ相場をつき抜けると大きな上昇→大陽線が出現します。
一気に値が上がると注目度が上昇し、さらなる買いが殺到します。
②調整による下落
ある値段になると利確が発生し、株価が少しづつ下がります。
下がり始めると、①上昇で後追いで勝った人が逃げて売り始めます。
③再度上昇
売りが落ち着いてくると、新規の買いがだんだん増えていきます。
株が上がり始めると再び、上だと思った人が殺到し上昇を再開します。
④最高値更新
上昇を始めるとロスカットを巻き込んだり、新規買いが発生し最高値を更新します。
上記の①→④は株が上がる際の一例です。
含み損を耐える人の心情を書いていきたいと思います。
なんとなく株を買おうと思って証券口座を開きます。
①上昇のタイミングで上がっている株を発見します。
どんどん株が上がっていきます。
これだけ上がっているからそのうち下がるだろうと思って信用で売りをかけます。
①上昇のタイミングが終わるころには含み損を抱えています。
とりあえず下がると思ってホールドします。
次に②調整による下落が来ます。
おお下がってきた。含み損もなくなってきた。これは大儲けのチャンスをつかんだと思います。含み損が減ってきて得をした気分になります。
②調整による下落が終わるころには損益がトントンかプラスになります。
プラスになった時点でもっと下がって、初めの上昇前の値段になると思い込み利確しません。
③再度上昇が始まります。
株がどんどん上がっていきます。
再び株が上昇に転じ、マイナスが拡大していきます。
まあ一度プラスになったからそのうち戻るだろうと思い放置します。
どんどん株が上がってくると不安になります。
①上昇でつけた最高値を超えてきます。本来は損切するはずだったけど、一度プラスになっているし切るのがもったいないと思って切りません。
今売りを追加すればもっと有利だと思い、ナンピン→売り増しを行います。
ナンピンしたからにはプラス出ないと終われないと思い、後に引けなくなります。
④最高値更新
株がどんどんあがり最高値更新目前まで来ました。
このころには自暴自棄になりチャートを見なくなります。そして、余力が耐えられなくなり強制決済となります。
メールで強制決済のお知らせが届くのはこのころです。
強制決済されると一気に反対の買いが執行され④最高値更新が起こります。
いわゆるオーバーシュート、バイイングクライマックスです。
なんか文章で書くといかに分が悪い勝負をしているかわかると思います。
しかし、世の中には上記を行っている人がたくさんいます。
反面教師にして頑張りましょう。